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美容師の給料・年収・仕事の実態
美容師になるには厚生労働大臣指定の美容師養成施設を卒業し、国家試験を受験する必要があります。見習いから始め、ハサミを持てるようになるのは3〜5年後。
カリスマ美容師を多数輩出し、美容師ブームの火付け役ともなった人気美容室「ヘアディメンション」の代表者の話では、「一般に月15万円〜17万円程度の基本給に、出来高制で歩合給が付く。実力主義の世界であるため、10年間勤めても月収15万円という人も少なくない。過去には月収400万円にもなる凄腕美容師もいた。世間に認められればファッション界をリードできる。大きな夢を持てる仕事」とのこと。
ヘアディメンションでは、技術、明るさ、有名スタイリストとしてのブランド意識など、美容師に要求する水準が非常に高いようですが、一般的に美容師の仕事は比較的短時間で努力が形になりやすい仕事と言えます。
美容師ブーム以降、青山・原宿周辺は美容室が乱立し、熾烈な競争が繰り広げられるようになりましたが、都心だけでなく、住宅街においても駅前など立地条件のよいところには次々と美容室が開店する状況が続いており、美容師業界の競争は一段と厳しくなった来ています。
カリスマ美容師とは一線を画す、街中のごく普通の美容院の状況はどうかというと、ある脱サラ組の美容室経営者は「雇われ美容師時代は年収1000万円を超えたこともあるが、自分の美容室開店後の年収は激減」したそうですが、「人のために役立っていると実感できる仕事」に充実感を覚えるとともに、脱サラで会社に縛られない生活の満足感などで、美容師になったことに後悔していないとのこと。
腰痛や冷え、手荒れ、お客とのやり取り。独立後は経営者としての負担も加わるなど、決して楽な仕事ではありませんが、芸能界など華やかな世界にも近く、比較的実現しやすい憧れの職業であると言えます。
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